手抜き暮らし研究所

ぼちぼち手も力も抜いて暮らしも負担も小さく

妄想リフォーム

妄想シリーズで、今回は実家を脳内リフォームしてみた。ワタシの実家は、元々は祖父母が退職後に終の住処として建てた戸建てを、増築して二世帯住宅にした。当時は6人で暮らしていたスペースに、現在は両親と弟と猫2匹が暮らしている。弟は独身で定職らしい定職に就いていないので、実家の父は彼が固定資産税を払えないのではないかと心配していて、わが家にそのうち一緒に住もう的なことを言ったりするのだけど、わが家だって余裕があるわけじゃないので2つ返事はできないし、何より弟はどうするんだ。弟が出てくならいいけど、彼の面倒まで見る気はないわよ。


まぁ、何かあってもし実家に住むことになったら、ということはたまに妄想する。でも、祖父母のときもそうだったけど、元の住人は自分のスペースを新入りのために減らすことを望まない。弟が独り暮らしに挫折して出戻ったときも、両親は自分たちの生活スペースを譲らず、弟は遺品と不用品の倉庫のようになっていた亡き祖父母の仏間に居候のように住み着いた。その後、ワタシが半ば強制的に遺品と不用品を片づけるまで、弟は倉庫に住み着いたネズミみたいに、雨戸すらほとんど開けず、自分の荷物もろくにしまえず、ゴミと埃に囲まれて暮らしていた。元々生活力なんてない弟だからそんな部屋でも不満も抱かなかったようだけど、そんな部屋から出勤してくる童顔のヨレヨレなオッサンを誰が雇いたいと思うだろう。まして、あの家はホントにネズミが出るのだ。猫がいるのに!


もしわが家が実家に住むとしたら、たぶん元々祖父母のスペースだった1階部分。当時は2階の半分も祖父母のスペースだったけど、今は両親に占拠されている。
まず弟を追い出して、無駄にある納戸や暗い廊下を潰して、台所を寛げるLDKにリフォームする。
玄関は今のまま共有だろうから、下駄箱を増設しなくてはならない。現在三和土の半分を占めている庭仕事用品をどこかに移動したい。
水回りは全部取り替えよう。洗面所の赤いリノリウムの床も貼り替えたい。無駄に広い洗面所には壁付けの棚を作って、家族の肌着やタオルを収納したり、雨の日の洗濯干し場にする。
広めのリビングは、家具で間仕切って子ども部屋にしよう。そして、今は弟の部屋になっている奥の仏間が夫婦の寝室。仏壇はチチの部屋に上げよう。暗い納戸も床の間もいらないんだけど、潰したら化けて出るだろうか。古い家は嫌いじゃないけど、祖父が節操なくあちこちに棚をつけていたから壁紙も変えたい。弟を追い出せば、ものの少ないわが家ならじゅうぶん1階だけのスペースで暮らせるけど、昼間でも暗いし目の前の道の交通量が多くて窓を開けるとうるさいし、虫もネズミも出るし寒いし、あんまり乗り気にはなれない。まず、生活力のない弟を追い出すことが無理。そこに終結して、妄想は終わる。


今のアパートでも、ワタシの両親もチチの両親も面倒見られるから、それでもいいのかなと思っている。ただ、子どもたちは自分の部屋が欲しいだろうから、メリットがあるとすればそれくらいか。別に、実家からでもチチの実家に通えないこともないしな。坂がキツいけど。バイト先は遠くなるな、通えないことはないけど。今のアパートの家賃も激安だし環境がなかなかいいから、狭くてもなかなか引っ越す気になれないのだ。そういえば、実家には自転車置場も駐車スペースもないのだ。死活問題じゃないか! チチの原付は処分するとしても、わが家の3台分+弟の自転車置場はどうする。ワタシの脚であるママチャリが置けない家になんて住めないわ。


でも、勝手に妄想するのはなかなか楽しい。通りすがりの空き地に勝手に家を建てたり、通りすがりの売家を勝手にリフォームしたり、妄想はタダでやり放題。現実の自宅は手がつけられないから、なおさら妄想に逃げる。トイレの壁くらい塗り替えても怒られないだろうか。北の部屋のカビ跡天井も塗りたい。家具を減らしたり掃除をしたりするたびに、過去の自分の至らなさやこの家自体の安普請を目の当たりにして凹むから、そんなときは新しい家を妄想する。普段はとくに引っ越したいとかは思わないんだけど。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村