手抜き暮らし研究所

ぼちぼち手も力も抜いて暮らしも負担も小さく

ワタシの片づけ遍歴

もともと、実家にいたころから整理整頓は好きでした。自分の部屋が出来てからは、ちょこちょこ模様替えもするようになりました。自分では思い切りのいいほうだと思っていましたが、もの持ちはいいほうだし体型もあまり変わらず、働くようになってからは趣味の本や雑貨を集めていました。
ちょっと前に、独身のころの自分の部屋を写した写真を見つけて愕然としました。写真いっぱいのモノ・モノ・モノ。別に不足感もなかったけど、たくさん持ち過ぎている意識もなかった。とにかく毎日楽しくやっていたことは、自分でも褒めてやりたいです。
結婚するときに、その半分くらいのものを処分しました。本は古本屋に売り、雑貨はお気に入りだけを持ってきました。それでも、4畳半が物置になるくらいものがありました。子どもが生まれてから、少しずつ自分のものを減らしました。比例して子どもたちのものはどんどん増えました。ジジババも可愛がってくれたし、自分のものを減らした分だけ子どもたちに注いでいたのです。甘やかし過ぎたかなとも思いますが、成長に伴って徐々に変えていけたので、子どもたちはいろいろ買ってもらえた記憶もものを減らしていった感覚も両方を知っています。今となっては悪い経験ではなかったのかな。お金がもったいないなぁとは思いますが。

買いものに関しても、昔は安物買いが多かったと思います。今も別に高いものを買うわけではないけれど、昔よりは買うものも厳選し、種類が少ないだけ予算単価も上がっています。安物買いのものはけっきょく処分したりしていて、残ったものはテイストを揃えて買ったものや、これだと思って買ったものです。


ワタシが片づけの認識を変えたのは、東日本大震災の年。
まだ小さな孫たちを心配する義両親は、いろいろなものをくれました。水や食料、日用品。結婚するときもいろいろ持たせてくれたけど、非常用のそれらはじわじわと生活空間を占拠していました。
折しも、ムスメも小学校に入学する年。震災の半年後には、部屋は今よりも手狭になり、なぜかワタシも今よりも5kgほど肥えていました。

そして、断捨離・ときめきなどの片づけブーム。震災を通じて、世の中は丁寧な暮らしとかエコとか、災害に備えた暮らしなどが見直されるようになりました。テレビでこんまりさんを見たとき、ワタシもときめきました。「片づけ祭りじゃ~」とチームアメリカよろしく、ワッショイワッショイと片づけ始めたのです。でも、1回目は思い出の品で挫折しました。まだまだ子どもたちも手放しに可愛かったころ。独身時代の気持ちも捨てられません。開き直ったのは2回目の片づけのころかと思います。子どもたちも少し手を離れて、自分の時間ができたのです。毎日ママチャリの前後に乗せていた子どもたちが自分の自転車に乗り、送り迎えが必要だったのがひとりで出かけてゆく。自分が身軽になったら、少し思い切れるようになりました。それでもまだまだ「できない」と思っていたと思います。それでも世の中はやらねばならないことばかり。学校の役員などもノルマがあり、何かしらの係が回ってきます。仕事はしていませんでしたが、常に外との関わりはありました。家事育児と両立するには、できないなんて言ってられない。やるしかないのです。

いろんな本を読みました。ブログも読みあさりました。すごくモチベーションを上げてもらいました。2回目の片づけ祭りが終わったあとは、断捨離、シンプルライフ、ミニマリスト……自分の考えもどんどん変わってゆきました。ミニマリストというほどストイックでもないし、まだ家族には浸透しきっていないけれど、だいぶ身軽にはなりました。大きな家具もいくつも捨てて、収納スペースもスッキリしてきました。あちこちにあった仕切りや隙間収納やつっぱり棒も減りました。シンプルな部屋には収納ワザとかいらないんですよね。

紆余曲折はありましたが、片づけに関しては大きな挫折もなく、じわじわと成長してゆけました。持ちものが減るごとに身軽になり、できることも増えてきました。まだまだだと思いますが、今のワタシは確かに母としてレベルアップしています。パーフェクト母さんになるのはムリだとしても、自分で自分を認められるようにはなりたいものです。

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独身時代の部屋の写真たち。
実家の自分の荷物をを片づけていたときに見つけたので写真を撮りました。ものすごいでしょ、笑っちゃった。